Concept
ブランドについて
ビスポークの世界からスタートしたKaori Millinery（カオリミリネリー）は、お店独自のコンセプトに寄り添いスタイルを補完するヘッドウェアをご提案致します。
帽子をはじめとするヘッドウェアは、コミュニケーションの入り口である顔の額縁。
顔を見るとおのずと視界に入り、顔とヘッドウェアの形・色・被り方のバランスによって人の印象をも変えうるツールです。
しかしスタイルの主役ではありません。
あくまでもスタイルを補完し完成させるアイテム、もしくはスタイルを方向づけるアイテムです。
ヘッドウェアは人と服とのバランスやニュアンスをコントロールし、目指すキャラクターを繋ぐのに最も有効なツールであると私たちは考えます。
ゆえに、お客様が目指すスタイル（お店が発信したいスタイルやメッセージ）とは何か、カオリミリネリーのクリエーションはそこから始まります。
纏う人の形、ライフスタイルや嗜好、服とのバランス、キャラクターやその人自身の物語からヘッドウェアを捉え、その関係性に寄り添う「所作」をデザインするというスタンスです。
ヘッドウェアを手に取り、自分らしく身につけることで「所作」を馴染ませ、スタイルは完成します。
カオリミリネリーは「スタイル」を発信するお店・発見するお客様のアシスタントとして、最高の技術を提供致します。
Brand Story
ブランドストーリー
Kaori Millineryについて
Kaori Millineryは、2014年より主にビスポークでの帽子の受注・制作をメインに展開しているヘッドウェアブランドです。
ビスポークにおけるカウンセリングを通して、お客様お一人お一人の、お顔や体格とのバランス、ファッション及びライフスタイル、お悩みやTPOに向き合い、イギリス仕込みの高いデザイン力を以ってヘッドウェアを提供してきました。その技術力と被り心地には定評があり、リピーターは年間オーダー数の3〜4割にも登ります。
BtoCでの年間のべ100〜150名のお客様と向き合った経験と知識を活かし、この度2021-22年FWシーズンよりBtoBでのReady-to-wear展開をスタートさせます。
デザイナープロフィール
前田 かおり（ミリナー／ヘッドウェアデザイナー／職人）
サロン・ド・シャポー学院（東京）で帽子作りの基礎を学んだのち、クチュールミリナー技術を学ぶため渡英。ロンドンにて、世界的なトップミリナーの一人であり、伝統的なクチュールによる手法を継承する数少ない帽子デザイナーPrudenceのもと、生徒及びアシスタントとして3年をかけクチュールミリナー技術を習得しました。Prudenceのもとで主にVivienne Westwood（Gold Label）のランウェイショー用ヘッドウェアの制作メインアシスタントを務めると同時に、独自の活動としてEnglish National Opera等への舞台衣装のヘッドウェア製作にも従事。
ビザの都合上イギリスを離れることになり、そのタイミングで、クチュールとは異質となるマスプロデュースの帽子作りを知るため、ウィーンのMühlbauer社に移籍します。
2014年にKeiko Nishiyamaのランウェイショー（ロンドンファッションウィーク）にコラボレーションという形で参加するのを機にKaori Millineryとして独立。その後拠点を東京に据え、ビスポークによるヘッドウェアのデザイナー・職人として活動しています。
Kaori MillineryのReady-to-wear製品について
Kaori Millineryの既製品はそのまま販売商品として成り立つのは当然ですが、基本的には“雛形”というスタンスです。
お客様に合わせて臨機応変に商品やデザインのご提案ができるのという我々の最大の強みを活かし、店舗様のコンセプトやカラーに合わせ、ヘッドウェアを通じて共にお店のスタイルの提唱に貢献できるブランドを目指します。
About Kaori Millinery
We are a headwear brand that has been producing bespoke hats since 2014.
Through the consultation process, we take into account the balance of each customer's face and physique, their fashion and lifestyle, their concerns and TPO, and offer headwear with a high level design skills trained in England. We have a good reputation for our craftsmanship and comfortable to wear, and our repeat customers account for up to 40% of our annual orders.
With the experience and knowledge gained from dealing with a total of 100 to 150 customers per year in the BtoC orders, Kaori Millinery will start selling ready-to-wear in the BtoB market from the 2021-22 AW season.
About Designer
Kaori Maeda
Kaori is a milliner based in Tokyo.
After learning the basics of hat making a school in Tokyo, she moved to England to study couture milliner techniques. She spent three years in London as a student and assistant to Prudence, one of the world's top milliners and one of the few hat creators who still uses the traditional couture method. She worked as a main assistant to Prudence, creating headwear for the Vivienne Westwood (Gold Label) runway shows. At the same time, she has also worked independently, creating headwear for the English National Opera and other stage productions.
Due to visa reasons, she had to leave the UK and went to Vienna to study at Mühlbauer to learn how to make mass-produced hats, which is different from couture.
In 2014, after collaborating with Keiko Nishiyama on her runway show at London Fashion Week, she became independent as Kaori Millinery. Since then, she has been based in Tokyo, where she holds an order-taking event for custom-made hats at select shops in Japan.
About Our Ready-to-wear products
Kaori Millinery's ready-to-wear products can be sold as is, but they are essentially "templates". Kaori Millinery's strength is to be able to propose products and designs that can be adapted to the customer's needs, so we aim to be a brand that can contribute to the advocacy of the shop's style through headwear that matches the shop's concept and personality.
