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POLS(ポルス)は、播州織の生地メーカ「丸萬(兵庫県・西脇市)」と、
テキスタイルデザイナー梶原加奈子とのコラボレーションにより誕生したブランドです。
ジャカード織りで制作されたウェア、ストール、ヘアバンドなど様々なアイテムで、
「テキスタイルの楽しみ」を発信していきます。
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Story ストーリー

テキスタイルを楽しむ

POLS(ポルス)は創業1901年の先染織物メーカー「丸萬」(兵庫・西脇市)と、
テキスタイルデザイナー梶原加奈子とのコラボレーションにより、2015年に誕生しました。
ジャカード織りで制作された、インテリアやファッションのアイテムを中心に、「テキスタイルの楽しみ」を発信していきます。

ポルスピンクは濁らない

人の微かな息使いのような色合いも、複雑に想をなす心のような模様も、すべてを「織り」によってつくった、一枚の織り布。
それこそPOLSの根本の世界です。一本一本の経糸緯糸は、柔らかい建築のように入り組んでいます。強靭です。
糸から色彩が発しているから、色は微妙なまま、くっきりしています。澄んでいます。
PINKはPOLSの血管を流れる透き通った血。光であり、祝祭。布の喜びの紅潮。

整数144の電子ジャカード

ジャカード織とは、経糸を自動的に上下に開口する織り機を使い、複雑で不規則な柄を表現する技法です。
なかでも西脇の播州織のジャカードの特徴は、柄や色ではなく、144本/inchという密度設計にあります。
144(産地では、イッチョンチョンと呼ぶ)という数字は、約数を15個もつ最小の数です。
この魔法の数字が、緻密な柄も、大胆な表情も、実現するキーになっています。
明治期に丸山萬右衛門がいちはやく自動織機を導入し播州織の歴史を変えた丸萬は、
現代もコンピューターの3Dプログラミングとクリエイションを掛け合わせ、播州織の無限の可能性を模索します。

西脇

兵庫県のやや東に位置する西脇市。
大正時代に「西脇の北緯35度東経135度」は日本の真ん中と認定された歴史を持つ。
ユニークな形の山々に囲まれ、どこかの惑星のようなゴツゴツした河原や、ふいに別の道につながるY字路など、不思議な風景がひろがります。
市内を加古川、杉原川、野間川の3つの河川が流れ、豊かな水源が染めの技術を進化させましたが、時には大きな水害をもたらすこともありました。
芸術家の横尾忠則氏を輩出した地としても知られています。