Story ストーリー
創業者の辻晋六が釉薬の化学変化に興味を持ち、陶芸の道に進んだことから、釉薬のレシピについては数多く存在します。 デザインについても多くの事を学び(先輩に河井寛次郎や浜田庄司など民芸運動)、また京都の料亭とのお付き合いの中で、大小さまざまな日用食器から割烹食器を制作しています。 他社にはない釉薬とデザインは晋六窯のオリジナリティとして、現代まで受け継がれています。 特に「ペリカン急須」はお茶をいかに美味しく注ぎやすいようにと考えられた急須で、半世紀以上に渡り人気を集める商品の一つです。ペリカン急須は晋六窯(有限会社晋六)の登録商標ペリカン急須をはじめ、晋六窯で作り出される陶器の一つ一つは全て手作業で制作されており、日々の暮らしにそっと寄り添い、生活を豊かに、代々受け継がれていく器です。 「口」「手」「胴」「肩」「腰」と陶器は人間と同じ名称がついています。 大切に扱われれば、本当に長く傍で寄り添い、ゆったりした時間をもたらしてくれます。