Story ストーリー
遊び心と未完成の服
Playful&unfinished
ブランド名のdip(ディップ)は、“detail in perfection(完璧なディテール)”の略。「“完璧なディテール”とは、エンドユーザー(着る人)の個性によって完成する」というコンセプトのもと、過去の名品の価値を認め、素材・パターンを現代風にアレンジしています。80年代の伝説的ブランド、Dezertの精神を引き継ぎ、古き良きものに現代のエスプリを効かせたデザインは、今なお多くの方に愛され続けています。
海外で厳選したこだわりの素材
selected fabric
デザイナー自ら海外に足を運び、長年の経験からこだわりの素材を厳選しています。日本国内では出回らない素材、色、柄を使用しているのも魅力の一つです。
計算されたディテール
detail in perfection
リフレクター素材を裏地全体に使用したアウターを製品染めで仕上げたりと常識にとらわれない発想で他にはない表現も魅力。着やすいパターンやこだわりの仕様と縫製は世界各国の工場を試し、培ってきた経験が詰まっています。服も人生も、型にはめるようじゃつまらない。「こうあるべき」なんていうセオリーを度外視して、dipは絶えず新しいデザインを提案し続けています。
BEAMS PLUSとdipのコラボレーション
BEAMS+&dip collaboration
BEAMS PLUSと取り組んでいる製品染め別注企画は、第5弾がリリース中。ナイロン素材を使用したアイテムを製品染め仕上げにし、絶妙な質感とムラ感がポイントのシリーズです。Dipならではのひねりが効いており、定番でありながらも毎回新鮮な印象を与える仕上がりが人気を集めています。
ミリタリーのスタイルを現代風にアレンジ
Based on military work wears
Dipが得意とするミリタリーや作業着から着想を得て、都会的なスタイルに落とし込んだデザインも特徴。製品染めによるスモーキーな色合いがより現代的な印象を与えます。ナイロンの種類や厚さによって絶妙な染まりの差異がより深みを増します。デザイン性と実用性が国内外のバイヤーからも高い評価を得ています。
デザイナー 田口成彦
Designer Shigehiko Taguchi:
dipの創設者であり、現在もブランドのデザインを手がける田口成彦は、EDWINやコムデギャルソン オム、クリスチャンディオールスポーツなど、国内外の名だたるブランドでキャリアを積んできた実力派デザイナーです。1980年代には自身のブランド「Dezert」を立ち上げ、欧米への輸出も展開。BEAMS PLUSの創設時には顧問として参画し、オリジナル商品の企画や監修にも関わりました。長年にわたる経験をもとに、現在もdipのものづくりを第一線で牽引し、時代を越えて愛される服を生み出し続けています。