Story ストーリー
〜 ゴミを出さない世界へ 〜
日々 工場ではたくさんの生地の裁断ゴミや資材などのゴミが発生しています。幼い頃から工場に出入りしていた私には 当たり前の光景でしかありませんでした。それから自身でバッグを作るようになると その問題が頭から離れなくなり どうにかして ゴミを出さないでバッグを作れないか と考える様になりました。「生産現場から環境問題を考える」こうしてWWWBAGのモノ作りがスタートしました。 WWWBAG デザイナー:KENTARO ZANMA
〜 製造方法の見直し 〜 (特許出願中)
バッグを作るには何通りか決まった作り方が存在します。袋物の製造方法、ハンドバッグの製造方法、革製品の製造方法など、WWWBAGでは袋物の製造方法に特化して 一から製造方法を見直しました。繊維業界では商品を作るのに約15%の裁断ゴミが発生すると言われています。まずはその裁断ゴミを0にする事からスタート。さらには縫代を隠す為のテープなどの副資材を使用しない縫製方法(WWWBAG製法)を開発し、ゴミを出さない製造方法で製造特許を申請しました。 特許出願中(特願2019-123109)
従来の縫製では縫代を処理する為にテープなどの副資材を使用し縫代を隠します。WWWBAG製法は1枚の布を使用しながらも 縫代を全て裏側に隠し 一切縫代が見えない仕様になり、縫製後のバッグ本体は生地の裁断ゴミやテープなどの副資材を一切使用しない仕上がりになります
〜 裁断ゴミの削減 〜
WWWBAG製法では従来の製法で発生する裁断ゴミ 約13.6%を削減する事に成功、製品を100個製作した場合は約7.4mにもなる 無駄な裁断ゴミが発生する事になります。(3way ecobag製作時)
〜 WWWBAGのこれから 〜
WWWBAGは持続可能な地球環境を生産現場から発信していきます。『サスティナブル』『リサイクル』『エコロジー』をキーワードにファッション、カルチャーはもちろんのこと、それ以外の様々なジャンルの方々とコラボレーションしていき、WWWBAGがスタンダードな世界になるまで 活動の場を広げていきます。
DESIGNER
THE EXHIBITION #08
2021/5/18〜5/20 @デザインフェスタギャラリーにて開催された【THE EXHIBITION #08】のイメージ動画です。