Story ストーリー
PARIS
それは、私たちのブティック、私たちのストーリー、湧き続けるインスピレーションの源、暮らしのスタイル、パリは私たちのアイデンティティと深く関わる街。建築物、アートギャラリー、美術館・・・ラフォンの絶え間ないインスピレーションの源は、パリの街に溢れています。
FAMILY
ラフォンの歴史は、創業者ルイ・ラフォンがパリのマドレーヌ界隈に 眼鏡店ラフォンブティックをオープンさせた1923年まで遡ります。 後に3代目となる若きフィリップ・ラフォンとその妻ロランスが、 2代目のジャン・ラフォン時代に初めてオリジナルコレクションを発表。 パリの“アール・ドゥ・ヴィーヴル”(フランス人の哲学や美学に基づく心地よい生活スタイル)に根差した独自のテイストが誕生しました。テキスタイルデザイナーだったロランスの豊かな才能から放たれるパリ・テイストの洗練されたデザインや配色のセンスは、世界中から瞬く間に高い評価を集めました。2012年、ロランスが他界し、彼女の傍でアシスタントを務めていた息子のトーマが4代目に就任。チーフ・デザイナーとしてDNAを受け継ぎ、変わらぬ世界観のコレクションを発表しています。
STUDIO
パリの南に隣接する閑静な住宅街にあるラフォン本社。 渡り廊下でつながった2棟の建物の一方には、経理部門や輸出部門を配置。 もう一方にはラフォン•ファミリーそれぞれの仕事部屋や デザインスタジオ、ディスプレイ用の大きな倉庫があります。 圧巻は、ラフォンのコレクションが創り出されるデザインスタジオ。 分厚い美術書や専門書が本棚にぎっしり収められ、 壁はデザインチームで日夜ブレーンストーミングをするためのイメージ写真やメモで埋め尽くされています。収納棚には無数の色見本用の布生地やセル生地、リボンやボタン。色彩ゆたかな空間に、ラフォンの歴史が脈々と息づく。倉庫にはランプや鳥かご、花瓶、額縁、さらには木片や、植物モチーフのオブジェまで、大小さまざま、色とりどりの雑貨たちが、まるで“どこに何があるか店主しか知らない”骨董屋の印象。アイデアの源泉が間違いなくここにあるのでしょう。