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SIWA | 紙和

日常使える和紙製品 SIWA l 紙和

「SIWA」は、丈夫で破れにくい障子紙を目指して開発した「ナオロン」という和紙とデザイナーの深澤直人さんとの出会いからスタートしたブランドです。
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Story ストーリー

【 和紙漉きの製法で作った新しい紙「ナオロン」】

軽くて風合いのある和紙の良さはそのままに、和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー、大直(おおなお)が、紙の可能性を広げる、新しい和紙をつくりました。それが「ナオロン」。
 
和紙のしなやかさを持ちながらも、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。
 
これまでデリケートだった紙を、いっそう私たちの身近な素材にしてくれて、いつもそばにいてくれる道具をつくることができる。この優れた素材「ナオロン」を使って身のまわりのものを作り出すシリーズが、「SIWA | 紙和」。 

1000年もの歴史のある紙の産地のメーカー大直と、同じ山梨県出身のプロダクトデザイナー、 深澤直人と一緒につくりました。
使用方法・使用年数によって限度が変わってきますが、(財)QTEC生活用品試験センター調べ(2009年)で、なんと5キログラムから10キログラムという耐荷重のテストにも合格しました。また、傘などの濡れたものを入れても破れる心配もありません。

グラフは、一般的な紙袋に使われているクラフト紙と、ソフトナオロンの強さを比較したもの。みなさんよくご存じのように、一般的な紙は水に濡れるとたいへん弱く、簡単に裂けてしまいます。クラフト紙では実際、引っ張りにおいても引き裂きにおいても水に濡れた場合(WET)は弱くなってしまったことがグラフにあらわれています。

しかしソフトナオロンではその逆。水に濡れた場合むしろ強度が増し、引き裂き試験ではWETの場合の強度が著しく増加していることがお分かりでしょう。
ソフトナオロンの原料は木材パルプとポリオレフィン繊維。この素材を和紙の手法で漉き、70度から80度の高温でドラム乾燥させ、パルプとポリオレフィンの接合を密にして、紙自体の強度を高めてあります。
 
ハードナオロンの原料は100%ポリエステル繊維。そのうち60%をペットボトルのリサイクル繊維を使用しています。


どちらの素材も使い込むほどに柔らかく、手に馴染んできました。ぜひあなたも、独特のシワの風合いと、柔らかな手触りを楽しんでください。

【 お手入れ方法 】

常温の水をはり、適量の洗剤をよく溶かし、SIWA製品をしっかりと浸けて、やさしく押し揉み洗いをしてください。激しく擦ると毛羽立ちますのでご注意ください。そのあと、洗剤が残らないよう1~2回水でやさしくすすいで、タオルで水気を取ります。そして直射日光に当たらない場所でよく乾かします。ドライヤーやアイロンなど高温になるものは使用しないでください。

【 デザイナー 】

深澤 直人 
プロダクトデザイナー  Product designer 
1956年山梨県生まれ。卓越した造形美と静寂な力のあるデザインで、国際的なブランド、企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。電子精密機器から家具・インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。デザインのみならず、デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などには国や領域を超えて高い評価を得ている。
 
英国王室芸術協会の称号を授与されるなど受賞歴多数。2018年、「イサム・ノグチ賞」を受賞。日本民藝館館長。多摩美術大学統合デザイン学科教授。21_21 Design Sightディレクター。日本経済新聞社日経優秀製品・サービス賞審査委員。毎日デザイン賞選考委員。LOEWE クラフトプライズ 審査委員。
ブランドについて

Item Lineup アイテムラインナップ

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60%

Exhibition 出展展示会

SustainableDepartment #3

2022.08.23(Tue) - 2023.02.23(Tue)

持続可能を大前提とした「モノ作り」をされているブランドや職人達が集う合同展示会SustainableDepartment(サステナブルデパートメント)。今手に持っている製品たちの未来を想像してみてください。

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