Story
ストーリー
ベンチの可能性を追求
私達はベンチというアイテムを通して3つの提案があります
・トレーサビリティーの充実で素材のネットワークを体験のネットワークへ
・木のポテンシャルを引き出すものづくりで 心地よい へ繋がる暮らしを
・植樹からひろがる、くらしの再考
トレーサビリティー
天然乾燥させた材をよりすぐるための指標として、また、産地から作品になるまでのつながるストーリーを届けたいという想いからトレーサビリティーを重視しています。
マテリアルトリートメント
天然乾燥材の良さを最大限に引き出すためにトリートメントの手法を構築
艶、木味、香り 全てが五感に伝わるものづくりへのベースと考え素材感を引き出すためのシーズニングを行なっています。
Tatenui tone
製作の手法として、陰影を持たせるためのフォルムの導き方に特徴があります。
山陰特有の短い日照時間、冬季には少しグレーがかった空。
室内に落ちる光のコントロールが私たちの住む地域の背景にあります。
このような風土に由来する様々な色調を、私たちは『Tatenui tone』と名付けました。
それが私たちのものづくりの特徴とも言える”陰影”という美しさを引き出す源泉となっています。
様々な技術が古くから蓄積され愛されてきた京都で修行をし、そこから吸収したエッセンスを組み手などの木材加工へ紡ぎながら、心地よい暮らしの背景を製作、提案しています。
Bench Work Tatenui の想い描く 心地よい はフルーツウッドの森へと広がっています
2019年より くるみのたに のプロジェクトを始動し、くるみの苗木を植樹しています。
くるみの苗は育ち、実をつけ、やがて大きな木となるでしょう。
実をいただき、その実からは塗料としてのオイルを絞り、いつかその木でものづくりをする
そういった暮らしができる谷を目指してプロジェクトを進めています、
私たちは、くるみをはじめとしたフルーツウッドの森から生まれる『心地よい』をすくいあげて
次の世界につなげていきます。