地中海西部に浮かぶ島、スペイン「マジョルカ島」は、日本でも知名度の高い、

スペインのシューズブランドの工場があるなど、世界でも有名な「皮革製品」の町です。

この「皮革製品の町」はリゾート地としても有名ですが、手作りの「革製品」はお土産物等にも多く、

その中でも、革1枚を円を書くように、紐状に削り出し、ベルトやアクセサリーに用いた製品は、とても美しく、

作り手やその地域へ思いを馳せる、温かみのある工芸品です。


マジョルカ島で作られた物かどうかは定かではありませんが、90年代後半頃に、フランスの有名ブランドもこの革紐を用いた

アクセサリーを多数発表し、日本でも若者に大変人気がありました。


いまではそのブランドもこれらを生産しておらず、製品は見る事がなくなってしまいました。

そして、「オマージュ」としてこれらの工芸品を日本で「生産」する事にしました。


太さが6mmもある革紐を削り出すには、端のロスなど含めると、元々の原皮の厚みは8㎜は必要になります。

厚さ８mmもある「カウハイド」は世界的にも原皮の数が少なく、手に入れる事が非常に困難です。


そして何よりこの「削り出し」は、マシンメイドではなく、全て「ハンドカット」による物で、

日本に数名しかいない職人が、革の繊維質や個体差を見極めながら、気の遠くなる様な作業で生み出してます。

マシンを使った「削り出し」は生産の時間は短縮できますが、やはり天然皮革の特性上、

「切れやすく不良品になる事も多く」、完成時の仕上がりも全く違う物になります。


職人が丁寧に削り出した革紐は、使い込む程に味わい深い「経年変化」を楽しんで頂けます。

生産に時間を要する事と、素材の手配の難しさから、販売には「限定数」をもうけさせて頂きます。


是非ご覧頂きたいアイテムです。

(写真は複数掲載していますが、1点の価格になります。）

納品時期：

2021年1月中旬~