デザインの美しい物、必要最低限に削ぎ落とされたシンプルなライン。ベーシックで主張しすぎない上品な色、着ている自分のみが感じる贅沢な肌触りは自分の心にゆとりを持たせ、美しくエレガントなものを身につけることで心を浄化し、自然と優雅になり、そのゆとりが人間関係をも潤滑にしてくれるのです。今の時代ないがしろにされがちな「身だしなみ」に気を配るということ。身だしなみがその人自身を現すもの。

オーガニックコットンとノン枯れ葉剤のコットンを積極的に使用しています。有機農法で育てられた綿は痛めつけられていません。収穫方法も自然に葉が枯れるのを待ち、一つずつ丁寧に摘み取られていきます。それによって綿本来の繊維は一本一本が空気を含みまさしく呼吸をしています。なんともいえない温もりがあります。一度この肌触りを感じてみてください。

日本で紡績をし、日本で生地を作り、日本で縫製をする。日本製であることを重要視しています。今、食品におけるトレーサビリティは進んできていますが、衣料品はどうでしょう。Souple Luz の商品はトレーサビリティが出来ます。顔の見える人たちと物作りをしているからです。日本にはすばらしい作り手と一流の技術があります。なのに、海外で安く大量に物を作るという利益を優先した結果、日本産業の縮小に歯止めがかかりません。生産者の顔がみえる、日本で作ったものを買う安心感を大事にしたい。商品を作る側も消費者側も真剣に考えなくてはいけない。だから「Made in Japan」にこだわります。

トレーサビリティ：どこで物を作っているかが追跡出来る

着るものを購入する際、意外に気にしていないと思いますが、コットンも畑で育つ農産物です。オーガニックコットン（有機栽培綿）とは、３年以上化学薬品を使わない畑にて、栽培時にも農薬・殺虫剤・化学肥料を一切使用しないで栽培された綿花のことをいいます。人にも地球にも優しく、肌触りがよく吸水性が抜群、洗濯後の乾きも早い。ナチュラルな光沢のある素材を追求していくうちに、オーガニックコットンにたどり着きました。

オーガニック製品は染色をしない生成りの物が主流という話もあるかと思いますが、Souple Luz ではファッション性を重視してあえて染色を行っています。オーガニックコットンを使った衣類も色が豊富で、もっと普通に選ぶことができる、需要を増やすこと。農薬を使わない畑が増えていくこと、コットンはオーガニックがあたりまえになることを願って。