世界各国の様々なカーペットパターンを落とし込んだマウスラグ。それぞれのパターンには歴史的な意味や背景があり、それを知るとまた面白みのあるシリーズです。

植物やアクセサリーなどを飾るインテリアディスプレイマットとしての使い方もおすすめ。ユニークなパターンがお部屋のアクセントとなります。

【Chief Joseph（チーフジョセフ）】
1920年代に最初に製造されたチーフジョセフブランケットは、ペンドルトンウーレンミルズによって製造された最も古く、現在も使用されているブランケットの一つです。ブランケットの柄は、北西部の偉大なネズパース族の指導者であるジョセフ曾長のヒロイズムを称えており、勇気を象徴する矢尻がバランスよく配置され、母なる地球の全ての方向を指すデザインです。

【Bessie Barber（ベッシーバーバー）】
ナバホ族（アメリカ先住民）によるブランケットやラグの織りは、3世紀以上前にさかのぼる長い歴史があり、織り手は絶えず変化するデザインに革新を加えてきました。新しいバーナムスタイルは1980年にニューメキシコ州バーナムのバーバー家とべゲイ家によって開発され、織工は主に羊毛の天然の茶色・白・灰色・黒を使用しますが、少量の鮮やかな色を取り入れるのが特徴です。

【Canyonlands（キャニオンランズ）】
ユタ州のキャニオンランズでは高い岩の頂点が息を呑むような景色を作り上げています。現代のオンブレ織りを用いて古代の模様を再解釈した柄は、太陽の光が峡谷を踊る動きを模して豊かな層を作り出しています。

【Deep Red（ディープレッド）】
メキシコのオアハカ族の織工によって設計された、サポテクスタイルの平織りウールラグの柄。非常に人気があり、長年にわたり広く再現されています。20年以上の経験を持つ5代目の織り手であるMendez Rug社が伝統的なデザインと現在的な色を織り込んでいます。

【Wyeth Trail（ワイストレイル）】
イロコイ族の伝説「スリー・シスターズ」では、豆・カボチャ・トウモロコシを一緒に育て、コンパニオンプランツというアメリカ先住民の習慣によって反映していました。現在、生来の作物の純粋な品種を入手するのは困難となっています。古代のトウモロコシ品種の調和の取れた色と、バランスの取れた列のパターンは古代の農園を反映し、2つの方向を示す矢印は過去と未来を表しています。

※耐熱175℃ですが、鍋やケトル等高温になるものは置かないようにしてください。

SIZE:
W18.2×H25.5cm