Concept
ブランドについて
shitatariはステンレス金属の削り出し酒器です。
酒器と受け皿が分かれて、酒器の突起の凸部と受け皿の穴の凹部がうまく合わさり一つの体をなします。
Brand Story
ブランドストーリー
一瞬の美しい雫が滴り落ちる「佇まい」を永遠に、、、
shitatariのイメージはこの映像のごとく
一瞬の美しい「佇まい」を永遠に、、、
そして自然からの恵み「滴り」をステンレス金属からの削り出しで表現しました。
Concept
一滴からひろがる美味しさ、無限大
古来、日本では信じで捧げたり,慶事で飲むことが
ほとんどで、頻繁に庶民の口に入ることはありませんでした。
そんな貴重でありがたい「日本酒」の原点を再考し
「酒器」の有り様を熟考。
そして日本酒が出来上がるまでの過程を改めて
見つめ直した結果、丁寧に生み出される日本酒が
一滴ずつ滴り落ちる様を表現できないか。
その息をのむ様な一瞬の美しさ、
貴重さを酒器で表現できないか。
そこで生まれたのが「shitatari」
直接日本酒に触れているかのような感覚を覚える
なんとも不思議な「酒器」が誕生。
SUS304 ステンレス金属丸棒より丁寧に削ってつくり上げています。
大阪の町工場で100年超の歴史を歩んできた中川鉄工では、得意の薄肉切削で難削材であるステンレスの特性を活かした、これまでにない製品を模索していました。
プロダクトデザイナーの鈴木康祐氏(Breath Design)と真っ向から向き合い、ヘロヘロになりながら一つの完成形を目指しました。
そこで思いついたのは、、、
「じかに日本酒を触ることができないか」という発想。
薄肉加工では飲み口を極限まで薄く加工し、他の酒器とは違う感覚で日本酒を感じることを目標に、試作を繰り返し、たどり着いたのがshitatariのデザイン。
一見切削加工で製作することが難しそうなディーテールでしたが、その答えは意外と早く、中川鉄工の薄肉切削技術で難なく解決し、想定したデザイン通りの削り出し商品を実現しました。
無垢のステンレス丸棒より、1個、1個丁寧につくりあげていきます。
プロダクトデザイナー 鈴木康祐氏
Breath.Design
プロダクトデザイナー / クリエイティブディレクター
20代の頃日本で就職した後、デンマーク・イタリアに渡欧しデザイン活動をした後、帰国。2012年、仲間と共にデザインチームを発足。2016年、デザインオフィス「Breath.Design」設立。大阪を拠点とし商品開発、ブランディング、販路開拓の三事業をトータルにサポートする。「まずは一人の笑顔の為に。そして丁寧に。結果少しずつでも笑顔になる人が増えるような『モノ・コト』をデザイン」を信条に、生活用品・家具・雑貨・服飾・電化製品などのプロダクトデザイン、ロゴ・パッケージ・パンフ・Webデザインディレクションなどのグラフィックデザインを様々な観点から見つめ直して提案している。
https://www.breath-d.com
HAREBI プロジェクト
Harebiは「ハレ×美=Hare×bi」の造語。
ハレの日をきっかけに本当に美しく、魅力的なモノ・コトをもっと多くの方々に知って頂きたいと思い「Harebi」ブランドを立ち上げました。
創り手であるデザイナー鈴木康祐氏の発案と、それを実現されるモノづくり企業とのコラボによって、もっと多くの素敵なシーンを生み出せれば幸いです。
賛同される方は、ぜひご連絡頂ければと思います。
info@breath-d.com
お米を丁寧に削ってお酒ができる過程と同じく、ステンレス金属を丁寧に削ってつくっています。
製造・販売元 中川鉄工株式会社
中川鉄工は大正6年、大阪城ほとり北区相生町にて産声を上げました。
現代表で4代の事業継承になります。
創業当時より金属を丸く削る技術、ろくろ技術、所謂旋盤加工一筋でここまで来ました。
その金属を丸く薄く正確に削る技術を駆使し、この意匠を実現いたしました。
弊社はもともと工作機械のメーカーでありました。
創業100周年を機に、再度メーカーへの道を志し、スタートラインに立ちました。
https://www.nakagawa-iw.com
https://www.thin-walled-lathe.com