Story
ストーリー
産学官連携「天津菅麻プロジェクト」で大麻産業の復興を
麻に関する歴史文化の継承と農業としての麻生産の確立、担い手の確保および明和町内での麻産業の振興を、三重大学と皇學館大学などとの産学官連携により実施していく取り組みです。法改正により、注目が高まっている大麻産業を先進する、日本で戦後初の自治体になります。
大麻草によるCO2削減効果で、脱炭素に貢献
大麻はCO2の吸収率がとても高く、生育過程で1haあたり9~15トンのCO2を吸収・固定します。200ha植えると、明和町が排出する全てのCO2量を吸収・固定するという試算が出ており、明和町の「2030年度の温室効果ガス46%削減」と「2050年の脱炭素化の達成」につなげていきます。
【日本初!免許取得済み】安心安全な大麻の栽培・販売が可能に
2023年に日本で初めて一般産業用大麻栽培者免許を取得し、栽培を開始しました。これにより、国産ヘンプ原料の供給が可能となりました。産学官の団体がタッグを組み、マリファナとして利用できない大麻の栽培を行っています。
麻生産技術、伝統の継承「神事」「伊勢麻」
日本の伝統文化、また、特に神事において欠かすことのできない麻(大麻)。麻の伝統的価値、素材・作物としての可能性を広く訴え、神事用大麻の生産、その全てを国内で持続的かつ安定的に供給できる仕組みを構築することを目指します。
アグリビジネス創出フェアに出展
「アグリビジネス創出フェア」と「Asia International HEMP Expo 2022」に出演・出展いたしました。これまで取り組んできた竹神社の活性化の取り組みとも連動させることで、より地域に根ざしたブランディングを行い、天津菅麻PJの取り組みを通じて明和町新しい交流人口の創出を目指します。
クラウドファンディングを行っています
プロジェクトのさらなる発展を目指すべく、クラウドファンディングを行い、目標金額1,000万円を目指します。栽培および収穫に係る設備投資費や、大麻産業発展のための、講演やイベント等による啓発・広報活動費などに充てる予定です。大麻を愛する、全国の皆様のお力添えをお願い申し上げます。
斎宮や御糸地区の歴史文化のまち「明和町」
明和町には、約700年前まで伊勢神宮に仕える皇女「斎王」が過ごした斎宮が存在し、衣料品や神事に使うための大麻が盛んに栽培されていました。斎宮や御糸地区の歴史文化等の地域ブランディングを最大限に生かし、麻生産技術、歴史・文化の継承を行っていきます。明和町のPVを6:05~ご覧いただけます。