スマートフォンなどで、フレーズ（定型文）を解析することで、声から心のコンディションをチェックします。音声データを入力すると、音声バイオマーカー技術が「今の心の状態（元気圧）」と「直近2週間の結果に基づく傾向や流れ（心の活量値）」を数値とグラフで可視化します。心のコンディションを定量的な数値で計測が可能な独自技術です。

本アプリで使用している音声バイオマーカー技術の解析アルゴリズムは、東京大学大学院工学系研究科 社会連携講座・音声病態分析工学講座にて様々な検証を経てその有用性が確立された技術です。ヘルスケアの新しいスタイルをご提案いたします。

YouTube：利用者向けアプリ(ご利用イメージ)
https://youtu.be/MEEGm6V9Njk?si=u4Pgx62M8y64Qpuq

心のコンディションがチェックできる「音声バイオマーカー技術」は、言葉になる前の「声の響き」を中心とした特徴を分析するため、言語の意味・内容・語彙に依らず、世界のどの国のどの言語を使われる方々でも利用可能です。汎用性高く日常生活でのコンディションのチェックに活用できるヘルスケア領域にて、幅広く人々の健康に貢献できる独自技術です。

ストレスは、ときにご自身では気づきにくいもの。音声バイオマーカー技術は、音声分析から心の状態をチェックすることで、心の状態変化に気付くきっかけをご提供します。ご自身で行うことのできるセルフケアツールの１つとして、お気軽にご利用ください。

ヘルスケア領域においては、さまざまな活用シーンを想定しています。

【企業・団体：従業員×音声バイオマーカー】
日々の業務における出退勤記録時やリモート会議ツールを利用し音声で心のコンディションをチェック。ご本人ならびに権限を持つ管理者、専門家（産業医）などが閲覧することにより、早期の段階からセルフケア、ラインケア、メディカルケアなど適切な対応につなげられます。これにより、心のコンディションを整え、休職・離職、事故発生などインシデント発生リスク低減等の人事労務管理に役立てたり、福利厚生サービスに応用いただけます。

【ドライバー業：ドライバー×音声バイオマーカー】
日常業務における出退勤記録時、音声で心のコンディションをチェック。変調がきっかけとなる交通事故発生リスクの傾向分析等にお役立ていただけます。また、ご本人ならびに権限を持つ管理者や専門家（産業医）などが閲覧することにより、早期段階からリスク最小化に直結する適切な対応につなげる足掛かりとして活用いただけます。

【介護施設：利用者×介護職員×音声バイオマーカー】
「介護施設」の介護職員さまが、利用者さまのケアの際に音声計測を行い、心のコンディションを可視化し、利用者さまが安心して心穏やかに生活する環境づくりに貢献します。また、利用者さまに限らず、職員さまの日々のセルフケアにご自身の音声計測からの心身の状態に関する傾向分析も効果的です。

【薬局：薬剤師×音声バイオマーカー】
来局時に音声計測を行い、心身のコンディションを可視化し、薬剤師の立場から適切な健康指導の補助ツールとしてご活用いただけます。また、日常生活でも音声を入力いただくことで、コンディションをモニタリングができ、次回来局時の健康指導、疾病の予防、早期発見・対応などにお役立ていただくことで、より多くの生活者の皆さまの健康寿命延伸に貢献します。

声から心のコンディションのチェックが行える音声バイオマーカー技術は、学術論文や学会発表にて科学的根拠を重ねてきました。また、メディア掲載においては、「日経トップリーダー」や、ビューティビジネス関係者向け月刊情報紙「THE BEAUTREC（ザ・ビューレック）」等々を通じ、本技術によるストレス評価や解析結果、活用事例をご紹介いただきました。イベント出展としては、「言語聴覚の日INかながわ2023」における体験ブースの出展、「第25回 日本成人先天性心疾患学会 総会・学術集会」におけるセミナー共催など広く機会をいただいております。