Story
ストーリー
ミラノ発ポップでキュートなナヨレアーリ
ナヨレアーリは1916年、イタリアミラノで科学者リッカルド・ナヨレアーリが神父服を作る生地工房として創業しました。
当時裏地を担当していた息子のカルロの妻はイタリアの有名な画家ジャンニ・ドーヴァの娘で、彼女とともに当時裏地といえば黒かグレーだった市場にカラフルな生地を登場させたのです。
カルロ夫婦は兄弟たちとミラノに1号店をオープン、当時のイタリアでは珍しいポップでキュートな遊び心あふれる柄は、切り売りの生地だけではなく、傘、テーブルウエア、スクールグッズ、特にトレーナーは80年代ミラノで生まれ、のちにイタリア全土へと広がった活気あふれる、大胆で楽しい若者たち「パニナーリ」によって圧倒的に支持されました。
当時の「パニナーリ」はデザイナーブランドの洋服に身を包み、日常生活の節々に垣間見える贅沢なライフスタイルで若者たちのステイタスシンボルとなり、ナヨレアーリは彼らの間でマストハブアイテムとなるのです。
創業から80年後の1996年、化粧品会社ボッテガヴェルデによって、当時のスタイルを継承したまま運営が交代し、現在ではイタリア国内だけで420店舗を展開する同社により、デザインはさらにアップデートされて、新たに注目を浴びます。
2021年AWにはパニナーリを永遠のミューズとするモンクレールともコラボレーションを果たし、当時のサブカルチャーをプレイフルなテキスタイルとともに新しいスタイリングとして提案しています。
イタリアのマイクロデザイン・テキスタイルブランド
フェリーチェ柄でハッピーになれますように
ハッピーな柄と使いやすいバッグは幅広い年齢層に人気です
2021AWにはモンクレールとのコラボで注目されました
僧衣の裏地を製作する工房で生まれました