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インテリア茶箱 INTERIOR CHABAKO

職人技の光る古きよきものを新しく使う

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Story ストーリー

今でこそ使わなくては ~SDGsもかなう「茶箱」の魅力~

江戸時代後期から作り続けられてきた木箱があります。
支配者階級の高級な飲み物だった緑茶を一般庶民に広げ、世界へ輸出していった時代の立役者「茶箱」です。
「サステイナブル」という言葉さえ無かったころからずっと世代を超えて使っていける収納箱として活躍していました。

純日本製といえる誇り ~高機能なハンドメイド収納~

日本職人の一本気。「緑のものは緑のままに」。
工夫に工夫を重ねて茶葉を新鮮に保つ機能に特化してきて、独特の形となりました。
こんな箱は世界のどこにもありません。
その茶箱を作る業者は今や全国に5軒ほどしか残っていない、絶滅機種です。

サステナビリティ、というならば ~優しく循環する茶箱~

茶箱は防虫・防湿・防酸化に優れた、世界にも類をみない優れた手作りの木箱です。
素材は日本の山から切り出した杉、箱内側の金属シートはトタン、目貼りには和紙。
和紙を貼るための糊はスズメがついばむといわれる米粉素材のふのりです。
製材の際に出るおがくずは近くの養鶏場で使われ、お礼に卵をいただきます。

保存箱としてとても理にかなった作りです。
木材にはそもそも温度や湿度調整機能が備わり、杉には防カビ、防虫の効果があるといわれています。
トタンは虫、湿気、空気を通しません。和紙の目貼りは補強と密閉の役割をもっています。

画像:布を張らずにレーザーエッチングで蓋に装飾、気軽にキッチンでコーヒー豆の保管。サイズ1KS(W24xD17xH12㎝)

サイズが豊富 ~家中に活躍の場~

ちゃんと生活の中で使えるものだから次の世代に伝えよう。
使いやすい形をたくさん提案して、職人さんも育てていこう。
その思いがカタチになったのが「インテリア茶箱🄬」です。

布を張って、機能性だけではない美しさを。
好きな布を選んで自分だけの世界を。
床置きのサイズには補強を入れて、スツールやベンチとして使えます。

画像:① リビングで活躍する様々なサイズのインテリア茶箱 ② 玄関先のベンチ兼ブーツ収納

お好みにカスタマイズ ~有能なプチリフォームアイテム~

インテリア茶箱は「お誂え」を楽しんでいただけます。
お部屋にあわせたファブリック、箪笥に眠っている帯や着物。

自分だけのインテリア茶箱が大切なものを虫や湿気、酸化から守ります。
時代・状況に合わせて張り替えをしながら、世代を超えて長く楽しんでいただけるサステイナブルな商品です。
フルオーダーからセミオーダーまで、お客様のご要望に合わせた商品をご提供いたします。

画像:お客様お持ち込みの帯や着物のアップサイクル例。打掛:総手刺繍相良刺繍 サイズ60K (出来上がり寸法 91x34x58cm)

飾る贅沢・仕舞う安心 ~インテリア収納の極意~

「面倒」「飾る場所がない」「しまう場所がない」・・・。
季節のお飾りをしない理由、トップ3です。

インテリア茶箱なら、「取り出して、しまうだけ」。
あっというまに季節のしつらいが完了します。

画像①② 手描き加賀友禅 友野雅子 おひな様飾り台兼収納箱 ③手描き京友禅 皇室献上作家藤井寛 端午の節句飾り台兼収納箱

蓋を開ける楽しみ、究極のアップサイクル 

蓋を開けるだけで蓋裏が屏風に早変わりする「蓋裏アート」も楽しいしつらえです。
メッセージを入れて「ウェルカムボード」、ロゴを入れて会社の記念品などにも。
思い出の着物、帯、ドレスなどを使って思い出箱にして素敵です。

親から子へ、子から孫へ。
ペットの思い出。
張り替えで外側のファブリックは変わっていっても蓋を開ければあの時のまま。

画像①ウェディング リングピロー茶箱 ②ウェウカムボード茶箱 ③④ ペット画像転写入り ⑤⑥茶箱も帯もお客様の思い出のもの。究極のアップサイクル 

百貨店等ポップアップ出展例 ~和光、日本橋・銀座三越、新宿伊勢丹、梅田阪急等~

インテリア茶箱は東京、関西、福岡など、百貨店にてポップアップをさせていたいています。
海外では、現在メゾンエオブジェのオンライン版、Maison et Objet and More (MOM)にJETRO枠で出展中です(2022年10月まで予定)。
他、台湾三越、パリJapan Expo伝統工芸パビリオンなどに出展しました。

★数々のワークショップの開催も承っております。時間、設定など、状況に合わせたプログラムをご用意いたします。
銀座和光:夏の手作りフェア「インテリア茶箱を作る」、福岡岩田屋本店:学IWATAYA「インテリア茶箱」、中外製薬:サステナビリティ推進プログラム「茶箱アレンジワークショップ」など多数。

画像:①銀座和光2022年2月出展時ウィンドウディスプレイ ②銀座和光 真多呂人形xインテリア茶箱 ③中外製薬ワークショップ サステナブルテーマ

NHKあさイチ、日テレぶらり途中下車の旅、NHKBS鉄道旅などに出演

以前は古き良きものの「珍しい使い方」というくくりで取材を受けることがありました。
現在はサステイナブルな観点からの取材が増えています。
直近では2月に東京FMの「サステナデイズ」でインテリア茶箱を紹介していただきました。

主な履歴: NHKあさいち、東京FM「サステナデイズ」、日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」、NHKBS「ニッポン鉄道ぶらり旅」、NHK「ゆうどきネットワーク」、フジ「めざましテレビアクア」

画像:あさイチ放送
動画:銀座三越での展示の様子を美しい音楽と共にご覧いただけます。

「ちょっと頑張れば手が届く」 ~伝統工芸の新しい活路~

2013年度「東京都伝統的工芸品チャレンジ大賞」で手染め江戸小紋とインテリア茶箱のコラボ作品「江戸小紋de茶箱」が入選しました。
瑞宝単光章受賞者、江戸小紋染め伝統工芸士 青木啓作先生との協業作品でした。

インテリア茶箱とファブリックは密接な関係にあります。
和風、洋風、モダン、アンティーク。。。
どんな布でもお好み、用途、インテリアに合わせて自由自在に。

インテリア茶箱は世界に誇るべき日本の染織や漆器類、茶箱と同じように「失くしてしまってはいけない」モノたちをできるだけ使い、目にしていただける機会を作っています。

「お着物や帯は着られない」「ちょっと手が届かない」、
「興味はあるけれどもあまり目にしないからわからない」
そんな方たちに、「ちょっと頑張れば手が届くホンモノ」をご提供します。

伝統と革新 ~3D仮想空間 22周年記念バーチャル展覧会公開~

インテリア茶箱に使う漆台や金具を作っていただいている工房が金沢にあります。
160年の歴史を持つ、生粋の職人を抱える老舗です。
ここの親方が深いのです。

「伝統、ってなぜ伝統になると思いますか? それは、ずっと使い続けられるからです。」
「なぜずっと使い続けられると思いますか? それは、同じ事をしているように見えて、少しづつ、わかないように時代に合わせて進化させているからです」

これを実現するには、まず自分の仕事のコアを理解しなくてはなりません。
どこをいじっていいのか、何を失なってはいけないのか。

そこでインテリア茶箱の出した答えの一つが
「モノづくりは手に頼る、告知活動はITにも頼る」です。

コロナ禍で加速はしましたが、これはインテリア茶箱が常に念頭に置いて来た事です。
「知っていただく事」は、作り続けられる土壌を作る事に直結しています。

インテリア茶箱、制作工程

茶箱自体の製造現場にフォーカスをおきがちですが、布張りの技術も20年かけて培われてきたノウハウを駆使しています。
なんでもそうですが、一見簡単そうに見えても深く入ると出口が見えない。
それが職人の世界です。

プロダクトショーリール「たった一日の無人展覧会」

2020年6月、本当は代官山ヒルサイドフォーラムで20周年記念大規模展覧会が開催される予定でした。新型コロナウィルスによってそれがかなわず、代わりに同会場の片隅で無人ミニ展覧会を開催。その記録映像です。

コラボレーション ~新しい用途への道しるべ~

「異業種との交流を大切に」。
始めて伝統工芸品とのコラボレーションをさせていただいた、江戸小紋染め伝統工芸士、青木啓作先生に教わった言葉です。
その重要性は年を追うごとにあきらかになってきます。
違う場所にいるからこそ見える道、それが新しい価値の発見につながります。

昨年は2つの記念すべきお仕事がありました。

① 世界を代表するオーストリアのワイングラスメーカー、RIEDEL Japan に「ワイングラス収蔵箱」を。
長く、大切に使い伝えるグラスを収蔵するのにふさわしい箱です。

② 日本で唯一木目込み人形発祥の地、上賀茂神社から正統な技術伝承者として認定されている真多呂人形との協業。
ひな人形お飾り台兼収蔵箱を発表しました。

茶箱は機能の良い手作りの素敵な箱ですが、とてもシンプル。
「自分が自分が」と一人主張するばかりでは遠くまで行かれないことをよく知っています。
「和」をもって尊しとする、日本生まれのけなげな箱です。

LOFT も認める魅力「蘭字茶箱」

"蘭字茶箱 "がLOFT銀座店、LOFT渋谷店、ウェブショップで取り扱いしていただいています。

「蘭字ラベル」とは、1800年代に日本茶を運ぶ茶箱の輸出用ラベルとして貼られていたもの。
高品質な多色刷りの木版画で、大胆で美しいデザインが特徴でした。
蘭字ラベルは、日本の浮世絵に西洋の目を向けさせたと言われています。

展開中の「蘭字茶箱」のラベルは、当時実際に使用されていた図柄を使用し、本物の和紙で作られています。

蘭字茶箱とロフトの出会い:
ロフトとSDGsマガジン「ソトコト」のコラボレーションで「ロフコト雑貨店」が生まれました。
日本の地域の良い物、サステナブルなもの。そういう商品にフォーカスするプロジェクトです。
その第一弾のテーマが「お茶」。
茶箱は、日本のお茶の文化と切っても切り離せないアイテムとして選ばれ、「蘭字茶箱」の登場となりました。

ロフトオンラインストア「ロフコト雑貨店
https://loft.omni7.jp/fair/lofkoto

渋谷ロフト 
https://www.loft.co.jp/shop_list/detail.php?shop_id=189

銀座ロフト 
https://www.loft.co.jp/shop_list/info.php?shop_id=407&info_id=384215
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Exhibition 出展展示会

SustainableDepartment

2022.03.09(Wed) - 2022.09.09(Wed)

持続可能を大前提とした「モノ作り」をされているブランドや職人達が集う合同展示会SustainableDepartment(サステナブルデパートメント)。今手に持っている製品たちの未来を想像してみてください。

展示会ページ