Story
ストーリー
じゃあ作ってみる?が全てのはじまりでした。
フェスや登山に行くのが趣味の夫と、裁縫が趣味くらいなアパレル販売員の妻、
そんな“どこにでも”は居ないけど、だからと言って取り立てて珍しくも無い組み合わせ。
そんな夫婦の共通の趣味が“アウトドア”でした。
ただアウトドアと言っても夫の登山にたまに妻がついて行ったり、
野外フェスでキャンプしたついでに隣県を旅行して回ったりと
かなり偏った“アウトドア”だったように思います。
そんな生活を続ける中で
「旅行でもキャンプでも普段使いでも使えるちょうど良いバックパックってあんま見ないよね。」
そんな何気ない疑問を妻に投げかけた事があります。
そしたら「じゃあ作ってみる?」と。
これが現在でも妻が1から手作業で作るハンドメイドバック、
“JUST-RIGHT-PACK”です。
そんな妻の行動力に触発されて、夫もモノ作りをはじめます。
夫は登山やフェスで焚火をするのが大好きでしたが車を持っていなかった為、
友人などに車を出してもらえないとなかなか気軽に焚き火が出来ない状況。
当時販売されていた焚火台は大きくて重いものばかりでした。
そこで「バックパックでも持っていける焚火台ってないのかな?」と考えていたところ、
妻から「ないなら作っちゃえば?」と。
これが現在でもアップデートを続けながら愛されている軽量焚火台
“TAKIBI-SERIES”です。
知らない事は、学べばいい。
「作っちゃえばいい」、とは言ったものの
妻も夫もいきなり作れる技術はありません。
それぞれ専門学校に通ったわけでも無ければ基礎を学んだわけでも無い。
だから2人は調べて、学んで、失敗しまくりました。
お互いが正解を知らない中で模索し、ぶつかり、喧嘩して。
それでもわからなければ知ってそうな人探して聞いて。
そんなバタバタした夫婦がいると、
なんだかんだ周囲の人たちが助けてくれます。
これはこうした方がいいよ、とか
この人に頼りなさい。とかみんな優しく教えてくれるんです。
そうやって周囲の人に支えられながらMANIKAは成長してきました。
“そこ”に行きたい。“そこ”でやりたい。
そして、今後のMANIKAの展開として新たな試みがはじまります。
SOKO “NI” IKITAI
SOKO “DE” YARITAI
旅道具屋“MANIKA”と自分自身の表現を形にする“trim”
それぞれ独自の活動を行う夫婦が“今”興味をもった場所で生活をしながら
ナニカを作り上げていく企画。
生活の拠点を一次的にそこに置くことで、その土地の人々から新たな発想を学ぶ。
そしてその場所を起点として生業を行う。そんな“旅”を続けることができるのか?
いや、してみたい!
という純粋な探究心が初期衝動です。
僕らは“旅道具屋”と名乗っている通り“旅”を生業として生活をしております。
その『旅』をただの『旅』とするのでは無く、その土地を知り、学び、
僕らの表現方法で伝え、その結果分断された世界の動線を守り、繋げていく。
今ではそんな想いも重なり、活動をしていきたいと思っています。
今後の活動はインスタグラムで随時Upしていきますので是非チェックをお願い致します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
僕たちの製品を見てもらえたら嬉しいです。
そして皆様のMANIKAの一部に慣れたら幸いです。