Story
ストーリー
布と人の未来を考える タオル創造プロジェクト
豊かな「水」の恵みに支えられ「人」の手を経て完成する「布」。それは長い歴史の中で姿かたちを変えながら、いつも使い手の暮らしに役立ってきました。水布人舎は、そんな「布」と「人」の幸せな関係が未来にも続くことを願って生まれたプロジェクトです。今治には1 0 0 を超えるタオルメーカーが集積し、今日も綿織物の歴史を受け継いでいます。それぞれに得意分野をもつ個性豊かな職人たちと、既成の枠にとらわれず、独自の発展を遂げてきた工房織座が手を取りあって、新しいアイテムを生み出します。作り手の誇り、使い手の喜びを、お互いに感じられるものづくりで、タオル産地のさらなる発展を目指します。
工房織座について│about KOBO ORIZA CO., LTD.
工房織座は、織物産地 今治でも生粋の織り職人として名を馳せる武田(代表取締役)が40年勤めたタオルメーカーから独立後、2005年に創業。
愛媛県今治市の山間にある玉川町鬼原。その自然豊かな土地で、今治の綿織物の歴史を継承しつつ、思いついた新しい織りや形のアイデアを可能にするため、古くは100年前のシャトル織機を独自に改造し、巻き物を中心に暮らしに寄り添う織物を創り続けています。
2015年、タオルメーカーで20年近く企画・営業を経験した梶(現・取締役)が加わり、OEMのタオル受注を開始。翌年にはその経験とノウハウを活かし、タオル創造プロジェクト「水布人舎」をパートナーとなるタオルメーカーと立ち上げました。現在は、本業である服飾雑貨製造とタオルの企画販売の二事業体制となり、旧式織機・革新織機の各々の織機の可能性を追求し、世に新しい巻物、タオルなど織物製品を開発し、発信しています。
工房織座は、たて糸とよこ糸が交差して布を織り成すように、作り手と使い手が喜びを共有できる愉しい「物語」をこれからも紡いでいきます。
「水布人舎 SUIFUTOSHA」カタログダウンロードサイトのご案内
https://suppliers.oriza.jp/