Story ストーリー
ニュートラルであること
Green green はニュートラルであること = 普通であることをコンセプトにしています。 そこでgreen green は考えました。 いろいろ考えました。 うんと考えました。 そして「そうだ、“普通のスニーカーを作ろう。 それも今までとは違う方法で!”」と決まりました。 つまりgreen greenのスニーカーを履いても特別早く走れるわけではありません。 これまで以上に高くジャンプできる様にもなりません。 突然空から降ってきた鉄アレーから足を守ってくれるわけではありません。 勿論、空も飛べません。しかもgreen green のデザインは恐ろしく普通です。 にも関わらずgreen greenのスニーカーはすごく良いスニーカーだと信じています。 それはこれまでと異なるアプローチでスニーカーに必要な機能を付加する事がなされたからです。
アッパーには和紙を採用
先ず、アッパー部分にはこれまでスニーカーにはほとんど使用されていなかった和紙を使用しました。 そうです。 日本人にはなじみ深いあの和紙です。 和紙なんて習字の授業で使ってたあれだろ~と思われるかもしれません。 でもよく考えてください。 1000年以上前に作られた和紙が国宝として今も残っているんですよ。 これは経時変化に強い和紙の特性を示しています。
底付けに2種類の製法を共存
次にソールは堅牢性に優れたヴァルカナイズ製法と軽量且つ柔軟性に優れたEVA材をセメント製法の両方を用いることでgreen green が必要としているニュートラルな快適性を実現しました。 Green green ではこれをhybrid construction と名付けました。(※調べた限りではこんな面倒な製法を行っているスニーカーを見つけられなかったので、独自に命名しました。) アッパー材の和紙布とその特性を引き出す hybrid construction を用いる事ではじめてgreen green の目指すニュートラルな快適性を実現できました。
金具を一切不使用、高い生分解性を実現
私たちがニュートラルな快適性を目指して開発したスニーカーは必然的に環境にやさしいスニーカーになります。 アッパーは100%和紙布で作成されていて、靴紐も100%和紙糸で作成されています。 また金属製のハトメを使用せず、菊穴処理を行う事で分別処理を行う必要もなくなります。 (和紙布を生産頂いている企業からのご協力を得て、アッパー材の回収と生分解による処理方法を現在開発中です。