風鈴のかたちは、合格祈願の想いを込めた五角形。人生のさまざまな場面で「GO！」「GOUKAKU！」と背中を押してくれる存在です。お守りのように手元に置くだけでなく、音色を響かせることで厄を祓うといわれてきた日本の風習ともつながります。

製作は富山県高岡市のおりん鋳造所。戦後、鎮魂のためにおりん作りを始めた背景を持ち、確かな技術で生み出される風鈴は特別な響きを宿します。安心の鉛レス真鍮を用い、まず近隣の鋳物工房で成形。その後、伝統的な漆による手彩色、さらに金箔を施す細やかな手仕事を経て完成します。

最大の特長は、その響き。高岡のおりんと同じ鋳造技術で作られるため、天空まで届きそうな澄んだ高音が広がります。耳を澄ますと、まるで山のお寺で聞くような、日常を超える静けさが訪れる感覚に受験シーズンの縁起物としてだけでなく、ヨガや瞑想、読書のひとときに音色を添えるなど、暮らしの中のリラックスタイムにも活躍します。

表面は漆と金箔を用いた手仕事で彩色。3種類の仕上げが揃い、それぞれに異なる表情を見せます。全体を金箔で包み込む「スペシャルゴールド」、漆と金箔がリズミカルに配置された「モダンゴールド」、漆と金箔のグラデーションが美しい「パッションゴールド」。どれも高岡の伝統技法を受け継ぎながら、モダンで華やかな存在感を放ちます。贈答用に設えられたパッケージで届けられるのも魅力です。

秀正堂では、銅・真鍮をはじめとした金属製品のOEMやオリジナルオーダーも承っています。お客様の「こんなものを作りたい」という声に、長年培った高岡銅器の技術と柔軟な発想で応えてきました。実際に、創業79年の秀正堂と創業136年の小泉製作所が共同出資し、令和6年7月には新たにシェーカーミルを販売する企業を設立するなど、OEMの実績もございます。小ロットでもご相談ください。

エンディング産業展やギフトショーなど、展示会に多数出展。実際に商品を手に取っていただく機会です。