Story ストーリー
まるで木ような役割を果たす、CO2を食べる自販機
一般的な自動販売機は周辺の大気を吸いこみ、それを利用して冷やしたり温めたりしていますが、本機は庫内に搭載した特殊材が大気中のCO2のみを吸収する仕組みです。CO2を吸収しても自動販売機の稼働に影響はなく、木と同じような役割を果たすため、脱炭素社会の実現に貢献します。YouTube動画の1:00~頃より本機の仕組みをご覧いただけます。
スギの木約20本分のCO2をたった1台で吸収
自動販売機にCO2吸収材を搭載、稼働電力由来のCO2を最大20%吸収します。これは林齢50~60年のスギの木約20本分に相当します。また、60人分の人が1日に呼吸により排出するCO2量と、1人移動の自動車が400㎞走行する際に排出するCO2量に相当します。自販機1台で簡単にCO2を減らすことが可能になります。
資源循環を目指し回収したCO2は工場原料へ
自販機で回収されたCO2は工場原料として再利用します。アスファルトや、建材、無焼成タイルへの活用を現在検討中。CO2を減らすだけでなく再利用することで資源の循環サイクルを作ります。
追加費用・サイズ変化無し!低い導入ハードル
従来の自販機と変わらない大きさで、設置や本体に関して追加費用等もございません。従来同様に設備工事費用ももちろん当社負担。低い導入ハードルですので、簡単に取り入れていただけます。
通常のデザインの他にラッピング対応も可能です
自販機のデザインは通常のアサヒブルーはもちろん、ご希望に合わせたラッピング対応も可能です。置く場所や、企業、イベントに合わせて対応いたしますので、ご検討の場合はご相談ください。
循環型社会構築を目指して
「CO2を食べる自販機」は2023年6月より実証実験スタートしました。吸収材性能向上・設置台数増加を通じ、自動販売機を起点にCO2を資源として2030年までにカーボンニュートラルを目指してまいります。