Story
ストーリー
フレグランスブランドが展開する着火剤
アロマ・フレグランス商品を展開する GRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)が、廃材になる竹の削り粉をアップサイクルした焚き火用着火剤「TAKENOKO(タケノコ)」をつくりました。「竹の粉」を「タケノコ」と読むことで愛嬌のある名前に。
竹の削り粉を捨てずアップサイクルした商品
リードディフューザー(アロマ芳香剤)の竹製リードスティックを製造する加工所で廃材として出る竹の削り粉を自作の専用収集機で集めます。集めた竹の削り粉をアップサイクルし、資源として生まれ変わらせることでゴミが減りエシカルな商品化が実現しました。
燃焼効率を上げる形状で最後まで綺麗に燃えきる
バランスのとれた半球体状に成型し底面接地面積を小さくすることで燃焼効率を上げ、最後まで綺麗に燃えきることができます(意匠登録出願中)。
焚き火やBBQシーンで簡単に火をおこす
竹の削り粉に生分解性の高い国内精製パラフィンワックスを含侵させることで火付け時から安定した燃焼を得ることができます。個体差と使用環境にもよりますが、1個で5~7分燃焼します。
焼却処分されるはずの様々な工業廃材を竹の削り粉に加えることで、TAKENOKOシリーズを展開予定
第一弾として、複写伝票の製造過程で出るパンチ穴の丸い紙の廃材を竹の削り粉と混ぜた「TAKENOKO×紙のおとし」を同時発表します。また、マッチの製造過程で出るマッチの軸を活用した「マッチ玉」を神戸マッチ株式会社様のオリジナル商品として発売予定です。
パッケージにはレトロなイラスト
どこか懐かしさを感じることができるレトロデザインを採用し、キャンプサイト内に出しっぱなしにしていてもかわいく馴染むパッケージにしました。一部エコフレンドリーな植物由来の原材料を使用したジップ袋を使用しています。
ISOT、ギフトショー、IFFTなどに出展
TAKENOKOのお披露目の場として、東京ビッグサイトで行われた大規模なBtoB合同展示会に出展しました。
fam、GARVY、SOTOBIRAなどの雑誌やメディアに掲載
環境にやさしい着火剤として、アウトドア雑誌、メディアで取り上げていただきました。
人と環境にやさしいものづくり
TAKENOKOを着火剤として使っていただくことで、より自然に興味を持ち、環境にやさしいアウトドアライフをおくっていただきたいと考えております。
アロマ・フレグランス商品の開発、キャンドル制作にかけるおもい
弊社はアロマ・フレグランス雑貨を製造しており、製造時に出るロスや廃材も活用した環境にやさしい商品開発を検討していました。GRASSE TOKYO株式会社は、母体であるキャンドルメーカーの東洋工業株式会社のフレグランス部門が独立した形で設立されました。今回の着火剤開発にあたっては同社のキャンドル製造技術が活かされています。キャンドルやアロマ・フレグランス商品を開発していくにあたり、これからも自然の恵みに感謝をし地球環境のことを考えたものづくり企業でありたいと考えています。
着火剤 TAKENOKO(タケノコ) コンセプトムービー