温存作品の放出

BJのチーフデザイナーが長年温めていた世に出る前の既存のデザインが存在した。それは、当時本人が想い描いた理想の玉型であり、身に着けたいと思いながらデザインをしたという背景があった。
変化が求められる時代となった今こそ、その図面ともう一度向き合い、このタイミングで形にする意思を固めた。スクエア型の定番モデルとしては「COM-545」という売れ筋商品が存在するが、その人気を上回るものにしなければならないという使命感のもと、最終デザインに至った。
緻密な計算や売れ筋となるよう仕向ける方程式を知った上で、現在の市場へ勝負に出た。ヘキサゴンの特徴と、スクエアの安心感を融合させた新しいデザイン。リムの線には強弱をつけ、安定感を持たせつつも存在感を高めた。

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