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Concept ブランドについて


色をかさねる。
思いをかさねる。
時をかさねる。
色や柿渋を塗り重ねて生まれる独特の風合いを持つ柿渋紙。
この技術・この素材を多くの人に知ってもらいたい。
そんな思いから生まれたブランド ”かさね”。

かさねの作る柿渋紙
扇子職人が扇面和紙に刷毛引の技法を使い、絵具を引き、柿渋を何度も重ね塗りした柿渋紙。
『柿渋』とはまだ青いうちに収穫した渋柿の未熟果を搾汁し発酵熟成させたもので抗菌、防虫、防腐、防臭効果が認められた天然塗料です。
何度も塗り重ねた柿渋紙は耐久性があり、レザーのような風合いと艶感を出します。
京扇子の上絵加工で培われた技術で柿渋の上に箔を付けたり、揉んだ紙に再度柿渋を塗ってシワに溜まる表情を楽しみながら、
日常使いのカバンや雑貨小物へ形を変えました。
柿渋の商品は経年変化を起こし、ご使用頂くとだんだん渋みが出てきて色の変化をお楽しみ頂けます。

Brand Story ブランドストーリー


西野工房

明治45年、扇骨の蒔絵師としての扇子職人である祖父から一世紀余り、西野工房は扇子作りを続けて三代目となります。
扇子は、約87もの工程を、熟練の職人の手を通り完成致します。
それぞれの工程に伝統の技法があり、その伝統を引き継ぐ者が少なくなっている中で、西野工房ではスクリーン版画にこだわった扇絵、
先代の意思を引き継ぎ、「ええ扇子」を作ることを心がけ、プロの職人集団として扇子作りに精進しております。
現代の生活様式が変わる中で、伝統の技法の素晴らしさを次世代に伝え、「時代に合う扇子」「新しいプロダクト」を発信して行きたいと思っております。
 

色をかさねて作り出す

Terms and Conditions 取引情報


発注条件
お問い合わせよりご相談ください。

Exhibitior 出展者情報


会社名
有限会社西野工房
担当者
氏名:吉尾佳世子
EMail:info@hangesho.com
TEL:0755256210
代表者名
西野義晴
企業紹介
京扇子は分業制で、細かくわけると約88の工程があり、そのほとんどが手仕事で熟練した技術を要します。
西野工房では、扇面、扇骨の加飾を行い、上絵、箔押、蒔絵、を専門の職人が手がけています。
上絵は膠と顔料を圴一に混ぜ、その日に使う絵の具を調合することから一日が始まり、湿度によって調合も変わります。
色引きは、材料によって刷毛の種類を替え、銀引、雲母引、柿渋引などは紙によって表情もかわります。
京扇子は竹、紙、膠、など天然の素材、材料を使った工芸品です。
エシカルでサスティナブルな商品として、京都の職人がつくる「Only one」の扇子が作れるよう精進してまいります。