Concept
ブランドについて
Good Vibesをモットーに、Peacefulなプロダクトを展開するLIKE THIS。自然や音楽、手仕事から受けるエモーションやインスピレーションを糧に、未来につながる素材や技術を選んで好きなものを作る。できるだけ水や空気や土や人を傷つけない、気持ちよく続けていけるものづくり。そんなスタンスを大切にしています。
Brand Story
ブランドストーリー
Organic Cotton & Loop Wheel meets Botanical Dye
オーガニックコットン100%
世界5大陸の農家から調達したオーガニックコットン。3年間以上農薬や枯葉剤を使用せず地球の環境を守る農法で収穫したコットンを、製造工程において環境負荷をかけずに紡績したタイショウボウオーガニック糸を使用。オーガニックコットンは、農薬や化成肥料による環境汚染のみならず、生産農家の健康への負荷も低くすることができるピースなマテリアルで、LIKE THIS な着心地はここから始まる。
希少なヴィンテージの編み機による、丈夫で柔らかな"吊り編み"
1960年頃までは活躍していたヨーロッパ生まれのこの編み機は、天井から吊り下げられた状態で生地を編んでいくため「吊り編み機」や「吊り機」と呼ばれる。糸に余計なテンションをかけず、ゆっくりと編んでいくため、空気を含んだように柔らかで、なおかつ丈夫な生地を編むことができる。しかし、1時間に1メートルほどしか編むことが出来ないため、大量生産・大量消費の社会の中で出番を失っていき、今では世界的にも日本の和歌山県の数社でしか稼働していないと言われる貴重な技術。
身近な植物で染めるボタニカルダイ
植物が持つ色素をベースに、タンパク質とわずかな化学染料を併用するボタニカルダイは、従来の草木染めと比べて、高い堅牢度と鮮やかな発色が特徴。媒染剤(金属による発色と定着)は使わず、色素を抽出する時の温度や酸性・アルカリ性、染料の濃度によって色味をコントロールする。植物が持つ自然の色は、複雑に乱反射するため、繊維を美しく奥行きある色に染めることができる。ボタニカルダイは、野山の草木はもちろん、木工の過程で生まれるカンナ屑、廃棄してしまう運命にある余剰分の農作物など、縁ある植物を資源として有効に活用することができる面白く美しい染色技術。