Concept
ブランドについて
有限会社籐芸は、使いやすさと品質を大切に、木のスプーン・木製食器を作っています。インドネシアに自社工場を持ち、世界の家庭に木製食器を通じて豊かな食生活と笑顔をつくる企業を目指して、30年弱に渡り生産技術と経験を積み重ねきました。それは世になかった1本の木のスプーンの実現に向けた開発から始まり、今では企画から製造、品質管理、販売までを一貫体制で行っている、木製食器・カトラリーの専門メーカーです。
海外生産ながら低価格な量産品とは一線を画す、ジャパンクオリティの製品を量産品に近い価格で提供し、ご支持をいただいております。使いやすさにこだわって開発された籐芸の木のスプーン・木製食器。その手触り感は、赤ちゃんのホッペを撫でている感覚を目指し、最後まで一切の気を抜かずに、手作業で一つ一つ大切に作り上げられています。当社の製品は全てが食に関するもので、皆様のお口へとつながるツールであり重要な役割を担うものです。安易な大量生産に頼るのではなく、全てに手間をかけて誠心誠意込めて作っています。
家庭での団欒や家での食事などがより重要視されている世の中となっておりますが、昨今ではお子様の精神の発達や情緒の安定も重要視され、木で育てると書いて「木育」も行政の指導でも勧められています。木の特性である、温かみ、やさしさ、心地よさが衣食住の食と住に必要な食器などに加わることで、家庭での笑顔や楽しさをより一層生み出すことが出来ると信じています。
木製品を使用することが環境保全につながります。木材は人間の手で作ることができる再生可能な持続的生物資源です。この資源から作られた製品が市場で消費され、最後にはCO2としてまた自然に返る。このように木製品の生産と使用は、大自然に存在する生命力が形成する大きなサイクルの一環に入ると言えるのです。籐芸の製品は全てが公的機関の認可を受けた植林や計画伐採による木材資源により作られております。
籐芸では森林保全、環境保全活動を積極的に推進しており、豊かな食生活の新たな創造を目指す企業として、守るべき社会的責任と持続可能な社会と未来を築いていく活動を遂行して参ります。使用する木材は計画伐採された合法材に徹底し、全社で緑化活動の推進を行っております。 食卓での笑顔を品質の良い木製食器で実現したい。そんな創設者の想いを世界へ届けたく、全社が一丸となって楽しく活動を繰り広げています。 オリジナル制作もしています。お気軽にお問合せ下さい。
Brand Story
ブランドストーリー
温もりのある木のスプーン・木製食器を世界中にお届けしたい
誰もが触れたことのある木。温かみのあるその感覚を憂える人はいないはずです。木は水とCo2を吸収して成長をしており、環境(土壌や風土)によって木目や色合いは二つとして同じものはありません。木が生きていることを改めて認識しておくことで、その木の持つ多様性の中にある真価をより楽しむことができます。
木製食器の最も大きな利点は木そのものの温かみを感じることにあります。木製の他に食器の素材には陶磁器、金属、ガラス、プラスチックなどが多く使われています。それぞれに利点と特性がありますが、木製食器は陶磁器や金属、ガラスより軽くて丈夫で、熱が伝わりにくいので手にも優しく、持ち運びも容易です。木製食器の最も大きな利点は木そのものの温かみを感じることにあります。木にはリラックス効果があると言われており、生活の中でも建築物、家具、アクセサリーなど、多くの生活環境の中で取り入れられています。自然の優しさと偉大さを感じることのできる木を食卓や台所にも取り入れることで、食生活が豊かなものになります。
同じ一本の木でも採取する部分によって異なった木目や色合いがあり、全く同じものは決してありません。そのため同じ木の製品でも見た目も全く変わってくることも珍しくありません。木節や年輪、導管によって模様や色は大きく変わります。そればかりか重さや堅さ、更にはレーザー加工による色の出かたも違いが生じてきます。人工物である金属やプラスチックの食器のように全く同じものは存在しませんが、このような自然の産物だからこその違いを楽しむのも魅力の一つです。
世界の食卓に笑顔とだんらんを創る
有限会社籐芸の木製食器は、創設者の1本の木のスプーンに対する探究心からスタートしました。
それはおよそ40年ほど前のこと、旅先で購入したプラスティックのスプーンを自宅でカレーライスを食べるのに使用した時のことです。 子どもたちがいつも以上に美味しく食べたと言います。もともと生物学を生業としていたこともあり、これが木であればもっともっと 美味しく楽しい食事の時間となるのではないかと考え始めました。 研究が進み、ようやく出来た木のスプーンの試作でも、金属独特の味や歯に当たった時の感触などない、口当たりの良い自然な滑らかさとぬくもり、 幸せな気持ちをより一層感じることができる食事の時間を楽しむことができることを実感したのです。
その当時から僅かながら木のスプーンはありましたが、手作りの工芸品や高級品であり普及はしていませんでしたから、これを何としても気軽に家族分を用意できるような存在に押し上げ、「一人でも多くの人にこの感動を味わっていただき、幸せな食事の時間を過ごしてもらう」 という想いに突き動かされ、今日のTOUGEIがあります。
私たちは、創設者よりその想いを受け継ぎ、より良い製品作りとその普及に努めてまいります。