tamaoworldではほとんどの商品をインドで生産しています。
インドは繊維業界の歴史がとても古く、ここでしかできない独特な手仕事が多々あります。特にtamaoworldの世界観を表現するのに不可欠な手刺繍は、インドでしか再現することが出来ないと言っても過言ではありません。
いつもお世話になっているのは女性社長がきりもりする刺繍工場です。女性の社長ならではの感性で、世界にも通じる製品作りをと日々努力しています。最初は屋根もなかった青空のもとでの工房でしたが、今では立派な工場になりました。刺繍は男性の仕事で、ピン付や検品などの仕上げは女性の仕事です。灼熱の太陽を遮断するひんやりとした建物の中で、男性陣は黙々と、女性陣はにぎやかに細かな刺繍商品を仕上げています。

沼田  真央　
ぬまた まお

山口県生まれ
多摩美術大学造形表現学部卒

本屋、画材会社を経たのち”tamao”立ち上げ。
ちなみにtamaoというブランドネームは小学校時代のあだ名から。台東区内の若手デザイナー支援施設、台東デザイナーズビレッジ出身。
2018年3月、株式会社ハナカラクサ設立。2019年ブランド名をtamaoworldに変更。

イラストのインスピレーションは非現実な小説の世界や、行ったことのない外国の写真集や空想から。2012年頃からインドに生産の拠点を移し、年に数回インドに行き、土着的な技法を取り入れながら商品開発に勤しんでいる。最近は預かり猫をきっかけに、チャリティーイベントを通じで利益の一部を猫の保護活動に支援している。