ふくろやタオルは、1926年 大正15年　関西空港の対岸にある大阪府泉佐野市で創業しました。
山と海に接している”泉州”と言われる地域で、和泉山脈から流れてくる地下水が豊富に蓄えられています。

その地下水は水質が良く、織り上げたタオル生地を豊富な軟水で、丹念に洗い、白く吸水性に優れた使いやすいタオルづくりを行ってきました。
泉州タオルの後晒しという技法と袋織りの技術のもとに小ロット、多品種のモノづくりを行って参りました。

後晒し：タオル生地を織ったあとに漂白や不純物を取り除き白く、吸水をよくする製法
袋織り：昭和38年頃に先駆けて先々代が金融機関や旅館などの名前をタオルに織り込む技法を開発しました。


Fukuroya Towel was founded in 1926 in Izumisano City, 
Osaka Prefecture which is located near Kansai Airport. 
The area is known as "Senshu", which is bordered by both mountains and sea. 
The towel products are carefully washed in the abundant soft waters which said to be of excellent quality which makes them appear brilliant white, highly absorbent, and easy to use.

泉州タオル伝統の「後ざらしと後染め製法」の良さを活かし
新たなタオルとして立ち上げたファクトリーブランド「雫〜SHIZUKU〜」は、
大阪・泉州地域の特産野菜である「水なす」「泉州たまねぎ」「松波キャベツ」「彩誉にんじん」など、
新鮮な野菜の実や皮から抽出した天然染料で染め上げたタオルです。
地場産業である農業と泉州タオルをコラボレーションさせる取り組みです。


Mottainai
In recent years, based on The Senshu Towel production techniques , we have developed a new product called 
“SHIZUKU” , which is made from fresh Osaka vegetables that cannot be sold because of their shape, or leftover carrot juice. 

別ブランドの「NOKORI-FUKU のこり福」では、
サステナブルな循環への取り組みとして、環境に負荷をかけない廃棄食材を利用。
大阪産のワイン、クラフトビールや抹茶の "のこり"もので染め上げました。
糸にもこだわり、厳選した綿を使うことでワンランク上の柔らかさと吸水性を
兼ね備えた、新しいタオルが誕生しました。

"NOKORI-FUKU“  was created by carefully selecting cotton, making special yarn, weaving special fabric, and dyeing it with leftover Osaka wine, craft beer, and Matcha (green tea).

私たちは、業種間の垣根を超えて一緒にアイデアを出し合い、新しい時代へ価値を生み出していくこと。
そして私たちの取り組みや伝統技術が広く伝わる機会へとつながってほしいと考えています。

“SHIZUKU" and "NOKORI-FUKU" are towels developed by combining the historic Senshu towel technology and one of the world`s best dye technology that uses leftover vegetables and wine etc. that are conscious of SDG`s.

NOKORI-FUKU のこり福・雫～SHIZUKU～の中でセレクトした3色のストールも取り揃えています。
2重織りガーゼのストール

ワイン染め・水なす染め・抹茶染め
サイズ：60×180㎝
素材：綿70％　レーヨン：30％

にんじんジュースの搾りかすなど販売しにくいものや廃棄されるものから染料として抽出します。