Brand Story ブランドストーリー
「染物のパイオニア」革新の継続で歴史をつくる
山陽染工は、広島県福山市に大正14年に創業した染色加工の工場。福山は昔から紡績、機織り、染色などの繊維産業が盛んな地域です。
大正時代の「藍染」は糸から染めるのが一般的でしたが、私たちは生地をそのまま一気に染める「藍生地染め」の機械生産に成功。 その技術力で、世界に向けて藍染めの商品を発信してきました。
さらに染めた生地に白一色で色を抜き柄を出す技術、”抜染”の機械生産も成功。 その抜染を進化させ、創業から90年あまりの2014年、濃淡を付けて色を抜き柄を描く「段落ち抜染」技術の確立に成功しました。
革新的な製品を通じ、技術を伝えたい
山陽染工は大正時代から続く伝統の中、品質の高い製品を提供できる技術や体制への追求を続け、革新を続けてきました。 今後もその歩みを止めず、革新を続けていきます。
私たちは創業から90年余りの間、育ててきた技術の高さと、その技術から生まれた製品が素晴らしいものであるという事実をひとりでも多くの方に伝えたいと思っています。 その想いを実現するため、2018年に「BASSEN WORKS」というブランドを立ち上げました。 デニム生地をもっと多彩に、面白く。革新的なプロダクトを生み出していきます。