Brand Story ブランドストーリー
NITA NITA
2020年結成。ガラスのima、皮革のTherese、テキスタイルの清原遥、3名によるありそうでなかった遊び心のあるコラボ作品・商品を発表するブランド。 こんなんあったらいいな、これできる?ここはこうした方が使いやすそう!楽しくゆるく遊びながら生まれる作品たち。 それぞれソロの作品の発表もしながら、3人が集うときは、工芸の技術を用いてより楽しい遊びを提案しています。
NITA NITA / メンバーとソロ作品の紹介
ima ( glass )
透ける色を持つガラスの美しさ、 不思議さに魅了され一点一点 バーナーワークでガラスを溶かし制作しています。 幼い頃からあのひとになったら、 どんな感じなんだろうと想いを馳せてきました。 もちろん大人になっても"あのひと"にはなれず、 ただ自分がいるだけでした。 自分が表現したものでも、 "あのひと"によって見方は変わる。 白身でさえ日が変われば変わってしまう。 だから一瞬だけのいいなを大切にしようと思いました。 あなたの一瞬の"いいな"になれることを願って
Therese ( leather )
革のものづくり。 デザインから革の裁断、立体にするまでの工程を全てひとりで行なっています。 作品を手にとっていただいた事をきっかけに暮らしにぽっと明かりが灯り そこから始まる物語を味わっていただけたらと願いを込めて。 美しい命の巡り、命の豊かさを意識し製作しています。 革はベジタブルタンニン鞣しの本革のみを使用。金具は必要最低限を心がけています。
清原 遥 ( textile )
京都市立芸術大学 工芸科 染色専攻 卒 textile = drawing + playingをテーマにドローイングと布作品を中心とした発表活動をしています。 移りゆく季節の木漏れ日を描いたKOMOREBIシリーズ。 時間と共に変わる空の景色が、色が溶けているように見えたことから着想した、melting skyシリーズ。 水際/watersideと名付けたシリーズでは、打ち寄せる波の描く輪郭を想い描きました。 また、最近では臈纈染の技法を使用した「季節の調べ」というリズミカルな幾何学模様をあしらったものも発表しています。 季節や景色の変化、暮らしを取り巻くあらゆる現象、 不確かだけれどそこに在るもの、 目には見えなくとも信じたいものを 形にして残してゆくことは、 きっとその人にとってのお守りでありお薬となるはず と信じて制作をしています。 (下の写真上から2枚目)melting sky / 引き染め (写真3枚目)KOMOREBI / 引き染め (写真4枚目)季節の調べ / 臈纈染め