Story ストーリー
当農場の循環型農法がおいしさに導いた
近くの牧場と提携して自社農場の稲ワラを食べさせる、食べた牛のたい肥をサラサラになるまで完熟発酵したものを耕作地に還元しています。 毎年その耕作地で採れた残渣のワラをエサにして有機たい肥の循環をした結果として、健康な土ができあがり食味向上につながりました。 この循環型農法からヒントを得て化学肥料発明以前の農法に着目しました。
おいしさの定義とは?
おいしさを分解すると味、香り、食感、見た目になります。 味、香りはバランスのとれた健康な土づくりから。 では作物の食感や見た目のこだわりはどうでしょうか? じつは、先人たちから連綿と賜った山の水や、風土に合った適切な防除等の栽培技術の伝承のおかげで 艶々のお米や瑞々しい野菜が育てられる環境が整っているおかげです。
おいしさと安心安全の両立
受け継いだ環境の中で 山からの伏流水を潤沢にたたえる整備されたため池の水は生活排水やゴルフ場の農薬残渣とは無縁です。 たべるひとの顔を思い浮かべながら、家族や友人の口に入ることを前提に農薬の節減に心がけています。
元料理人と農家としての矜持
美味しくないものは作らない。 カレー米や、みのだまる、スペルト小麦などの、こだわって育てた農産物にそれは表れています。