Story
ストーリー
風土や環境と向き合う意志の現れ
BOTANICAL DENIM は、地域の産業や農作物への理解を促し、身近な生活環境や自然へ眼差しを向ける機会をつくります。原料の選定や製品の製造工程には、サスティナブルな視点を持って取り組んでいます。BOTANICAL DENIMを纏うことは、ローカル(地域や事業者・生産者)や自然を身近に感じ、風土や環境と向き合う意志の現れとなります。
エイジレス・ジェンダーレスを基調としたパターン/デザイン
100年以上繊維業に携わってきた、福山北部にある「篠原テキスタイル」で織られた生地を使用し、エイジレス・ジェンダーレスをテーマとしたブランド「TERADA.」や「umika」が着心地の良さにこだわってデザインした、ワンピースやジーンズなどのアイテムを販売しています。その他に篠原テキスタイルさんの残糸ソックスのレモン染めなどのコラボ商品も展開しています。
環境負荷の軽減を追求し、長く愛されるものづくり
草木染めの原料には、無農薬・減農薬など農法にこだわった農家さんから調達し、環境負荷の軽減を生産者とともに追求しています。草木染めには退色するという特性もありますが、重ね染などで変化を楽しむこともできるため、自分だけのアイテムを育てることが可能です。「自分だけの彩を表現」をテーマに、重ね染めをしていき、長く着てもらえる服を目指しています。
POP UPやワークショップを多数開催
POP UPや草木染めワークショップを通じた購入者・ワークショップ参加者・地域住民との対話は、 衣服が環境負荷に与える影響のリテラシーを高め、サスティナブルな社会構築の必然性への理解を深めます。
活動事例:渋谷パルコ coming soonにてインスタレーション&ポップアップ , soil setodaにてワークショップ , tauにてワークショップ , 無印良品港南台バーズ店にてワークショップ
渋谷パルコ coming soonにてインスタレーション&ポップアップを開催。展示会のコンセプトには、<Setouchiを纏う>を掲げてデザインしています。展示空間のシークエンスでは、映像作家:川本直人の瀬戸内海の映像作品とレモンの枝葉が並ぶ「道」を抜けると開かれた展示空間にたどり着きます。黄色に包まれた展示空間と青い海のコントラストが、空間に彩りを与え、瀬戸内の豊かな環境と瀬戸田のレモンな世界観を表現しました。
レモンの生産地にある尾道市瀬戸田(生口島)。まちのリビングルームをコンセプトとした宿泊施設「SOIL SETODA」にて、滞在者や地域住人の方を対象とした、開業一周年イベントにてワークショップを開催させていただきました。参加者には、手ぬぐいに<絞り>の柄をつけていただき、草木染めを体験いただきました。